米国サンフランシスコと日本に、新しいeレジデンシーカードの受け渡し場所が開設されました。今回の措置により、日本におけるIDカードの受け渡しは、エストニア大使館から、VFS Globalが運営する「e-Residency Collection Center」へ変更されます。
New e-Residency Collection Centres are open in San Francisco & Tokyo 今回の変更については、小森さんが管理者をしているFacebookの公開グループ「e-residency(エストニア電子居住)を取ろう!」でも、Kota Alex Saitoさんが告知されています。 簡単に整理すると ・デジタルIDに対する継続的な需要増加を支援するために ・韓国で試行した「e-Residency Collection Center」の成功を踏まえて ・需要の高い日本とサンフランシスコで追加実施 ・2019年3月21日以降の申請は、全て新しい場所(東京 浜松町)で受け取る eレジデンシーの申請は、以下の4つで完了しますが、3の「カードの発行と受取場所への発送」までは、それほど時間がかかりません。しかし、最後の「カードの受取」で待たされることが多くボトルネックになっていました。 1 オンライン申請と手数料支払い 2 申請の許可 3 カードの発行と受取場所への発送 4 カードの受取 新しい受取場所である「エストニア E-Residency Collection センター」は、eレジデンシーの発行機関である「エストニア警察・国境警備局」が、VFS Globalと提携(契約)して開設されるものです。eレジデンシーの発行は、身分証明書法に基づく厳格な処理が義務づけられています。 委託先となるVFS Globalは、世界5大陸146カ国の政府と協力して領事サービス等の支援(例:カナダビザ申請センター、指紋など生体情報の登録を含む)を提供しているグローバル企業です。こうした民間サービスの活用は、エストニア政府が得意とするところですね。 今回の変更で嬉しいのは、日本語対応が充実したことでしょう。E-Residency Collection センターのウェブサイトにアクセスして、日本語による情報を確認しましょう。 改善して欲しいのは、営業日の追加でしょうか。これまで不要だった受取手数料を請求するのであれば、土日や祝祭日の一部でも良いので、平日以外の営業を行って欲しいと思います。 エストニア E-Residency Collection センターの概要 URL:https://www.vfsglobal.com/estonia/Japan/Japanese/index.html 所在地:東京都港区芝1-4-3 SANKI 芝金杉橋ビル 4F 交通:JR浜松町駅/都営大江戸線 大門駅 A1出口より徒歩約10分 受取時間:9:00-12:00, 13:00-15:00 営業日:月曜日 - 金曜日(祝祭日を除く) サービス手数料:30ユーロ相当を日本円で支払う コメントの受け付けは終了しました。
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3月 2024
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一般社団法人 日本・エストニアEUデジタルソサエティ推進協議会
Japan & Estonia EU Association for Digital Society ( 略称 JEEADiS : ジェアディス)
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