ジェアディス公開講座のご案内です。
日本でもデジタル庁やデジタル改革関連法案の検討が進められていますが、エストニアでは、各省庁の役割分担と責任を明確にして、国民の監視の下、官民共同でデジタル国家を実現しています。その中で、特に重要なのがデータガバナンスの仕組みです。 本講座では、これまでの日本の電子政府の経緯と現状を概観した上で、エストニアがどのようにデータガバナンスを実現しているのかを詳しく解説しています。さらに後半では、日本の電子政府が抱える課題や将来に向けての方向性について、エストニアの視点で考えています。公開講座ですが、その内容は、どちらかと言えば「電子政府を作っている中の人たち向け」になっています。 日本とエストニアは、人口や経済規模、歴史や文化、政府の構造など、異なる点も多く、エストニアの仕組みをそのまま適用することはできません。エストニアが日本に提供できるのは、これまで試行錯誤しながら積み上げてきた知識と経験です。そうした知見と経験の共有について、エストニアは常にオープンであり、同時に謙虚でもあります。 動画の説明欄には、詳しい時間表を付けておきましたので、興味のあるテーマだけ視聴することもできます。今後の日本の電子政府を考える上で、皆さまの参考になれば幸いです。 ジェアディス公開講座01: エストニアのデータガバナンスから見た日本の電子政府の現在と未来(前半)
1. ジェアディスの紹介
2. 日本の電子政府の概観 3. デジタル国家のガバナンス 0:01:30 講座内容の説明 0:02:14 ジェアディスの紹介 0:03:56 国連の電子政府ランキングについて 0:07:05 厳しい環境や弱点をチャンスに変えたエストニア 0:08:10 行政改革と電子政府 0:11:18 政府CIOの成果について 0:12:02 デジタル庁と電子政府 0:14:24 公務員改革と電子政府 0:18:27 業務改革(BPR)と電子政府 0:19:55 マイナンバーと電子政府 0:20:40 ハンコ廃止と電子政府 0:21:20 地方自治と電子政府 0:23:02 自治事務と法定受託事務 0:24:35 標準化・共通化と電子政府 0:25:35 ベンダーロックインと電子政府 0:26:25 個人情報保護法制2000個問題と電子政府 0:27:18 利用者中心と電子政府 0:29:34 利用者中心の限界 0:32:35 オープンソースと電子政府 0:33:17 ベースレジストリと電子政府 0:34:05 危機管理と電子政府 0:35:37 デジタル国家のガバナンス 基本的な考え方 0:37:18 オープンな開発環境 0:42:00 デジタル国家の法体系 0:48:28 国民が信頼する理由 0:51:13 国家情報システムとデータガバナンス 1:12:25 デジタル国家を支えるIT支援組織と体制 1:20:47 デジタル国家の組織文化 1:25:10 主なIT支援組織の役割と活動 1:35:28 機密情報の管理とセキュリティクリアランス ジェアディス公開講座02: エストニアのデータガバナンスから見た日本の電子政府の現在と未来(後半)
後半
4. データガバナンスから見た日本の電子政府 0:01:00 デジタル庁について 0:03:10 公務員改革、行政職員の参加について 0:05:35 マイナンバーの利用について 0:07:40 マイナンバーカードと取得の義務化について 0:14:42 ハンコと電子署名、住所情報について 0:20:03 オンライン申請と同意について 0:24:23 コロナウイルス感染者データの管理について 0:34:30 自治体情報システムの標準化について 0:37:20 ベンダーロックインについて 0:38:55 個人情報保護法制2000個問題について 0:41:00 自治体のデータガバナンスについて 0:44:06 特別定額給付金のオンライン申請について 0:46:28 自動化について 0:52:15 サービスデザインについて 0:54:12 API提供の意義について 0:57:55 申請不要のサービスについて 1:01:06 eデモクラシーと市民参加について 1:05:50 新型コロナウイルス接触確認アプリについて 1:08:10 ベースレジストリについて 1:09:30 政府クラウドサービスについて 1:12:20 エストニアの成功要因について 1:13:48 日本がエストニア式のデジタル国家を目指すとしたら 講座で使用した資料は、下記で閲覧・ダウンロードできます。
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6月 2024
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一般社団法人 日本・エストニアEUデジタルソサエティ推進協議会
Japan & Estonia EU Association for Digital Society ( 略称 JEEADiS : ジェアディス)
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